ちょっとだけ……と読み始めたら止まらずに、一気読みしてしまった!
今回も、すっごく面白かった!
近未来警察小説のシリーズ3作目。
このシリーズは、2作目の『自爆条項』、そしてこの3作目と、読み応えと面白さがパワーアップしてる!
1作目もじゅうぶん楽しめて悪くなかったけど、2作目以降は、ほんとにおすすめ!
機甲兵装と呼ばれる人型兵器が犯罪に使われるようになった近未来、その出自に謎を秘めている警視庁の最新型機甲兵装〈龍機兵〉のパイロットとして契約しているのが、傭兵や元テロリストというおよそ日本の警察にそぐわないメンバー。当然の警察内にある反発や軋轢。
骨格はまさに警察小説。
そこに機甲兵装という要素が加わって、スケール感がアップしてる。
アニメ・マンガ好き向けにざっくり言うと、「機動警察パトレイバー」+「攻殻機動隊」って感じっすかね~(^^;
そう聞いて琴線に触れる人は、是非読んでみて欲しいです。
至近未来の設定で、機甲兵装の存在以外はほぼ現代なのも、ロボット兵器の存在するリアリズムとして、パトレイバーに通じるものがある。
あ、でも、「攻殻機動隊」っぽさといっても、サイバーパンク要素は無いですが。
キャラクターや世界観の雰囲気になにか通じるものがあるって感じで(^^;
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