DONburi Room

イラスト・マンガ描きだったはずが、MikuMikuDance(MMD)で遊んだり自転車散歩したりSF読んだりの日々

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

歌川国芳展@静岡市美術館にいってきた

歌川国義展

浮世絵とかまったく詳しくない素人ですが、江戸の庶民文化(の思いのほか現代と地続きな感じ)にはちもともと興味があったし、歌川国芳の浮世絵は面白いなぁとおもうものが多いんですよね。

というわけで昨日、開館して1年目でまだまだ真新しい静岡市美術館に行って来ました。
以下、素人なりのレポートです(^^;

静岡市美術館は昨年オープンした葵タワーの3階。
僕も買い物している戸田書店の1つ上のフロアです。

静岡市美術館
なので、いつも前を通りのがらも乗ったこと無かったエスカレータで3階へ。

静岡市美術館へのエスカレータ
窓から見えるのはJR静岡駅です。

行くまで知らなかったのですが、この展覧会は前期・後期に別れていて、前期のみは1200円、前期後期セットで2000円とのこと。
前期と後期でどのくらい展示物が違うのか聞いたら、総取っ替えするとのことなので、前期後期セットのチケットを購入。
見たいと思っている目的の絵が、この前期になかったらがっかりだなぁ……ってのもあって。
これはやはり予感が当たって、見たかった物のうち何点かはやはり無くて、後期に展示されるっぽかった。

展示物は、武者絵/説話/役者絵/美人絵/子ども絵/風景画/摺り物と動物画/戯画/風俗・娯楽・情報/肉筆・版木・版本、という構成。

事前に自分が興味があった絵のほとんどは「戯画」のカテゴリだったのですが、それ以外でも「説話」などのカテゴリの物は、化け物退治などの題材も多くて、現代のファンタジーアートなどと重なる部分を感じながら見ると、面白かった。
構図がめちゃくちゃ格好良いものがあったりとか。
あとモンスターのフォルムやディテールにどこか愛嬌みたいな物をかんじるんですよね。

「風景画」とか、それ以外でも全体に言えることですが、現代の「デザイン」に繋がるセンスが、そこここに感じられるのも興味深いというか、楽しめるるんですよね。

浮世絵は、印刷物で、今で言うところの商業出版物、商業イラストレーションみたいなものなんですよね。
だからユーザーを面白がらせよう、ウケを狙おう、流行に乗ろう/を作ろう、時代の先端でトンガったことをしよう……みたいなのが感じられて、その今と変わらない感覚に、現代の自分たちとの地続き感があって面白い。

単なる一枚絵ってだけじゃなくって、図解っぽかったり情報メディア的な側面もあったり。
役者絵とか団扇のやつとか、今で言うキャラクターグッズみたいなもんですよね。
擬人化イラストとかもけっこうあって、かなり可愛いし。
美人画とかは今で言うと萌えイラストかも?
庶民レベルの娯楽ってことでで、まさにそれに近いものだったんじゃないかなぁと思ったり。

「福禄寿あたまのたわむれ」とかあまりにもマンガで、静かな館内で思わず声出して笑いそうになっちゃったりとか。
「きん魚づくし ぼんぼん」の少女たちを金魚に見立てた絵は本当に可愛くて、萌えてしまったりとか。
国芳が好きだったという猫の絵の数々が、またなんとも可愛い勝ったりとか。
今でいう、単なるネタ、一発ギャグ的なものもあったりして、見ていてニコニコしちゃうのが多かったです(^^

そんなアイデアやビジュアルのセンスひときわ光っていたのが、「戯画」カテゴリの展示物かも。
現代のマンガだったりポップアート?だったりにどこか根底の部分で直結してるんじゃないかってのを、すごく感じました。
天保の改革で、役者絵や美人画が禁止されているあいだの、それを逆手にとって作られた批判・風刺的な絵の数々は、そのアイデアやデザインのセンスにほんと魅せられる。

そしてその、お上の「表現規制」に対してに作品で抵抗する姿に、今ぼくたちが直面している現状をついつい重ねて見てしまい、いろいろ考えさせられてしまいました。

あと、こういう展覧会とかにいってよく感じることですが、やっぱり実物を見るってのは違うなぁと。
たとえば「空刷り」という、絵の具を使わず凹凸を付けるいわゆるエンボス加工とかは、印刷じゃまず判らないですからね。

それと、実物を見てあらためてその、版木を掘る職人の技術力ってものにも感嘆しちゃいました。
すごく細い描線や、細かな模様や文字まで木版画で表現してるのは、ほんとうにすごい技術だなぁ……と。

と、そんな感じで、かなり楽しめたので、8/2からの後期展示も楽しみです。

「没後150年 歌川国芳展 KUNIYOSHI Spectacular Ukiyo-e Imagination」|静岡市美術館

関連記事
スポンサーサイト
Comments

Body

 

Bicycle
 

 

Sci-fi
 

 

MikuMikuDance
 
Profile

DONKEY

  • Author:DONKEY
  • しまづ・どんき/donburiroom
    静岡の片隅に生息中
    Bicycle: Specialized Hardrock 2000 / BROMPTON S6R 2016
    Camera: PowerShot G11 / FinePix XP200 / iPad / iPod touch

    Instagram
Mail Form

名前:
メール:
件名:
本文:

Recent Entries + Comment
Twitter
Tag Cloud
MMD Data
[ボーン・ギミック] [ステージ・セット] [大道具] [小道具] [ギミックモデル] [キャラクタモデル] [SF系モデル] [アニメ系モデル] [ゲーム系モデル] [モーションデータ]
QR Code
QR
Access Counter
since 2011/06/04

+330975
(Old blog: since 2004/11/14)
Recommend

ニコ動投稿動画が収録!→記事

動画と作成記事を担当。
Works
イラスト等の仕事をした本

本文イラスト


カバーイラスト


カバー&本文イラスト


カバーイラスト


本文イラスト


カバー&本文イラスト


カバー&本文イラスト


本文イラスト


本文イラスト


表紙&本文イラスト


カバーイラスト


カバーイラスト →記事




カバー&本文イラスト


本文&帯のイラスト →記事


カバーイラストなど →記事


本文&カバーイラスト →記事


カバーイラスト →記事


本文イラストちょっとだけ


本文イラスト →記事1 2
PHOTOZOU
niconico

MMD
MikuMikuDance(MMD)に関連する本など









付録DVD収録PV「Reason」の制作と、その解説記事を担当














オートグルーブボーンが掲載されています →記事



11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
01
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。